2009年6月7日日曜日

【書評】ウェブ進化論【竹内】

ウェブ進化論

受験生時代に小論文対策で読んだ本だったので、少し懐かしかったです。前に読んだ時よりも内容が理解できるようになりました。本書に載っているテクノロジーを身近に使うようになったからでしょうか。

この本を読んだ感想としては、全体的に楽観的だと思った。特に、オープンソースについての記述が気になる。筆者は衆知を賞賛しているが、日本ではまだまだだと思う。全面的に信頼できるものではないだろう。amazonの渡辺さんもおっしゃっていたが、集合知と絶対知のバランスが必要だと思う。例えば、アメリカのwikipediaは専門家がある程度干渉しているが、日本のwikipediaはそのようなことは少ない。専門家による多少の干渉は必要だろう。

日本を閉鎖的でインセンティブを大事にしすぎる。そのため、集合知がなければ、利益を専門家が独占できるためオープンソースの推進に乗り出したくないのかもしれない。これが、google booksearchに対する日本の出版社の姿勢にも現れているだろう。

オープンソースによって日本がより恩恵を受けるには、インセンティブについての捉え方や民衆のエンパワーメントが求められているのだと思う。ここが、実際難しいところなのだが、ここを理解して世界と足並みをそろえていかねば取り残されてしまう。

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