平野正雄(編著・監訳)、村井章子(訳)『マッキンゼー組織の進化』
組織論、また組織のトップに立つ者のリーダー論についての本。リーダーと、組織の構成員、またその構成員の中でも中間管理職(リアルチェンジリーダー)があるべき姿について書かれている。
日本の企業や組織では中間管理職の意識の低さが問題となっており、組織にいい影響を与えていない。現状に満足をしており、組織の問題に関して無関心であったり、自己の昇進についてもそこまで興味がないなどといったように。
これをゼミに置き換えて考えてみると、ゼミ代表というものも言ってしまえば中間管理職に近い立場にあるのではなかろうか。もちろん代表という立場上、牽引役でもあるのだが、担当教員をトップと位置付けると、ゼミ代表はゼミ生と担当教員をつなぐ中間管理職的役割を担うべきだ。
そこで、自分自身、本著の内容のように、現状に満足することなく、常に変化を促すような熱意をもち、既成観念から脱却せねばならない。さらに、自分のみに注意するのではなく、周囲を観察し、配慮していかねばならない。
そのためには組織としての問題意識を共有し、目標、目的を1つにもっていきそれを「なぜ」行うのか、「どこへ」組織は向かおうとしているのか、「どのように」目標を達成するのかといった3つの点を明確化する必要がある。その上でフラットに発言、提言のできる対話環境を作り出し、自己の変革へとつなげていかなければならない。
これは、別に代表だけの立場ではなく、自分自身がこれから先何かのグループワークや、組織運営に携わる際にも念頭に置いておくべきことだろう。
もちろんこの本に書かれていることは1つのアイデアであって、すべての場合にこのケースが当てはまるわけではない。しかし、こういった考えを念頭に置いておくことにより、ではどう考えて、動くべきか、どう組み合わせて使うべきかといったような考えの指針にはなる。
これから生きていく上で常にこういったことを念頭に置いておきたい。
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