2009年6月14日日曜日

0621ゼミの感想

 今回のゼミは、自分にとってとても苦い経験となるものだった。初めて発表の場から立ち去ってしまいたいと思った。市場、アクトビラのプレゼン両方を通じて自分の至らなさを実感した。必ず次に生かしたい。

【市場を創る】

 まず、自分は今回ゼミでもよく扱われた知的財産権についてプレゼンを行った。議論点を上手く提示することができなく、結局金先生やほかのゼミ生のみなさんからディズニーという具体例がでてきて、そこから議論が発展していった。本来なら自分からこのような議論の余地のあるテーマを提供しなければならない。それができなかったのは私自身、知的財産権について具体例まで落とし込んで考えていなかったことが問題だと思った。抽象的な概念だけをだらだらと語りつづけていても、人に興味を持たせることはできない。それにタイムマネージメントにも影響がでてしまう。抽象的なことは、ポイントをしぼって、そこから発展性のある具体例を考えだす訓練が必要だ。
 今回、知的財産権と外部性について議論したが、この2つに共通していることは、これといった答えがなく、解決策も絶対のものが存在しないということだ。また、視点を反転させて考えることが重要だ。一方に対してはプラスだが、もう一方にとってはマイナスになる。常に二者間の関係によって事は成り立っていると思った。商標、特許、外部性。これらの言葉を自分ではなんとなく知っているつもりだった。しかし、自分で具体例が思いついたり自分の言葉で説明できないのは知らないことと同じだ、と感じた。

【アクトビラ】

 前で発表していて、とても頭があがるものではなかった。具体的には班のメーリスで流したが、今回のグループワークで、自分はしっかりと自分の班での役割を果たせなかった。それに、何となく先輩に頼ってしまい、責任感もなかったと反省している。自分の班は、徹底的に実現可能なビジネスモデルについて議論した。そのような考え方はあまりしたことがなかったので、先輩方から吸収できることが多く、その点は有意義だと思う。しかし、少し木を見て森を見ず、の状態になってしまった。自分の班の案と、他の班のコンセプトを組み合わせたらよりよいものができると思った。
 恥ずかしながら、自分の班の発表をひきずってしまい、今回他の班のアイディアやゲストスピーカーの方々のお話をあまり集中して聞くことができなかった。どの班も自分には思いつかないようなアイディアやプレゼンをしているのだから、次に生かすために誰よりもしっかり聞かなければならないのに、こんなことでは精神が弱すぎると思った。

 自分のことばかりを書いてしまったが、今回のゼミは自分にとって内容というより、徹底的に叩かれた、という点でよい経験になった。最近金ゼミでの自分の位置について悩むことが多い。今回の経験を次回からのゼミや、映像制作に生かしていきたい。

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