2009年5月8日金曜日

デジタルのおもちゃ箱 MITメディアラボから見た日本

馬鹿なことをしてる集団がいる。でも、それを馬鹿なことと取るか、そこに未来を見出すかは私たち次第だ。メディアラボで研究し、創造してる人たちは、みんなアウトローで、常識を超えた物事を実現しようとしている。しかしただの夢想家ではなく、「デモか死か」という言葉が象徴しているように、自分の描いた夢を形にしようとしていて、とても感銘を受けた。日本は均質であることに重きを置く、という言葉にぐさりときた。「なぜ組織はイノベーションをつぶすのか?」などにもあるように、いいアイデアを出すためには、多様性を受けれる環境が必要であるが、他人と同じようにをモットーとしていてはそんな環境は築けない。インターネットを初めに想像した人は、きっと馬鹿だと笑われたけど、想像したことを現実にできるかどうかは諦めるかどうかにかかっているんだなぁと思った。メディアラボで研究されたものが多々実現し、また実現されようとしているのが何よりの証である。
「アイデアを形にしているんです。わたしたちは常識に挑戦すべきなんです。」という言葉がものすごく印象的だった。常識に挑戦するというのは、すごく大変なことだと思う。常識を疑い、変化を望み、さらにメディアラボでは実現させなくてはならない。過酷な状況で頑張って自分のアイデアを叶えようとしているのを見て、アイデアを出すことぐらいで臆病になっていた自分が恥ずかしく思えた。常識に囚われて、無理だと切り捨てないようにしていきたい。

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