2009年5月11日月曜日

0508ゼミの感想

こんばんは。山本です。

CCについて

 CCについて考えるとき、そもそも私は著作権について曖昧な知識しか持っていなかったことに気付きました。先月の合宿のときに大石先生が「抱きしめてから、突き放せ。批判する対象を知らずして批判するな。」とおっしゃっていましたが、正に私は今回著作権についても、CCについても明確な定義が出来ていないにも関わらず両者それぞれの現状に対して端から批判的な視点で見ようとしていました。しかしそんな私も金先生や皆のプレゼンのおかげでゼミが終わるころには著作権とCCに対して一定の理解を得ることが出来ました。
 また、私は「Remix作品やMADは、DisneyなどそもそもRemixする対象に対して制作者と視聴者がある程度前知識を持っているからこそ成り立つものだ」という旨の話をOneSlideのプレゼンでしました。ミッキーが登場するMADは、視聴者が皆ミッキーは夢の国の有名なキャラクターであるという共通認識を持っているからこそ、MADの中での、ミッキーらしからぬ行動が視聴者を楽しませるのっであって、全く無名のキャラクターのMADは視聴者を楽しませることはできないでしょう。現時点で十分収益がとれている巨大プロ集団は、そもそもCCに参加しないという話が出ましたが、それでは前述のような巨大プロ集団の商品を扱ったRemixやMADは依然として不法作品のままになってしまい、CCの目的のうちのひとつである新たな創造を促すというという点は達成されないのではないかと思いました。
(藤田くんの貼ってくれたMAD面白かったです。落ち込んだときとかにまた見ようと思います。)
 
市場を創るについて
 
 金先生の、条件・目的・手段という話がとても分かりやすくて良かったです。私の知り合いに、共産主義の復活を夢見ているおじいちゃんがいます。彼の話を聞いていると、計画経済寄りの市場主義でなく、純粋な計画経済が実現可能なようについ思えてしまっていました。計画経済イコール共産主義ではないですが、今回純粋な計画経済が何故実現できないか理解できたので、今度そのおじいちゃんに今回の条件・目的・手段の話をしてあげようと思います。
 来週は自分がプレゼンの番です。あまり自信がありませんが、今回の皆のプレゼンを参考に、BRAND MYSELFより少しは良いものを作りたいと思います。

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