2009年8月11日火曜日

21.Aug 韓国合宿の感想



ども!勝部です。




長かったようであっという間だった韓国合宿、何事も終わったあとに吹き抜ける風はどこか寂しいものですね。「海外旅行はマジで世界観が変わる」と誰かに言われたことがありますが、その言葉の意味がやっと判ったような気がします。今回は、僕にとって物心ついてから初の海外でした。韓国は日本と地理的に近く、人も外見的には大差がないように思われますが、似てると同じでは大違いで、異国の空気を肌で感じることができました。異国で、しかも集団で過ごすことにとって僕は少なからず尻の皮が厚くなったと実感しています。また、この合宿で僕が悩み苦しんだと有難くもお気遣いを下さった方もいらっしゃると思いますが、率直に言ってそんなことは全くありません。むしろ、なぜだか原因はよく分かりませんが、日本にいたときにしていたような悩み方を忘れてしまいました。今回の合宿は意外なことだらけでしたが、意外なことも悪くない。
なぜ7日間?と最初は思っていましたが、長い時間を掛けたからこそ得られたものも大きいものでした。個人的には財布を拾っていただき、それが帰ってきたことが一番うれしかったです。
コンクリートジャングルのソウル市街、拳銃の恐ろしさと命の重みを知った射撃場、朝鮮半島の心の痛みを知った板門店、勝ててうれしかったカジノ。どれも良い思い出です。
また同時に「金ゼミとは」という問いを投げかけられた合宿でもありました。先生から金ゼミの感想を聞かれたとき、僕は得られたものとして「①新しい知識との接触点、②自分とは誰かを明確に考えるためのスパイス」の二つを挙げましたが、もう一つ、「掛け替えの無い仲間との出会い」というものを忘れていました。今まで生きてきて、ここまで素晴らしい人々が集まったコミュニティを僕は知りません。そんなコミュニティに属すことを私は誇りに思います。
人生は決断の連続で、決断するということは何か1/2を獲得して、何か1/2を失うということではないでしょうか。両方とも得られないのは我々が持たされた必然です。得るということは失うことで、失うということは得ることではないでしょうか。これは僕が常に考えている多くないPrincipleの一つです。
さて、早くとも明日12日から僕は法律で認められているうちで最も危険な乗り物で500km以上を走るのですが、無事に目的地に着けることを僕のために祈ってください。

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