とにかく、まずは面白かったの一言に尽きる。手放すのが惜しくてアマゾンで購入したほどである。
私に衝撃を与えたのは、「クリエイティブな人とそうでない人の最大の違いは、クリエイティブな人は自分をクリエイティブだと考え、そうでない人は自分をクリエイティブでないと考えている点である」という言葉である。私は、主に日本人に足りないのは自信だと考えている。しかし、こう思っている私は自分に自信を持っていなかったのである。なぜなら、私は、本に書かれていた自分のクリエイティビティに対する評価を、10点中5点と付けてしまったのだ。自分をクリエイティビティでないと思っていたら、いくらアイディアがあったとしても、それを発言できなければ意味がない。自分をクリエイティビティな人間だと信じ、自分で自分のアイデアを否定しないことが、クリエイティビティな人間の第一歩だと思った。また、これは先日のゼミの先生のお話と通じるのだが、まずは否定から入るというスタンスは、本当にクリエイティビティを殺してしまうのだと思った。個々を尊重し、どんな意見でも頭ごなしに否定しない土壌を作れば、みんな自分のクリエイティビティを発揮しやすくなるし、せっかく出たアイデアが明るみになる前に消えないで済む。
この本にはクリエイティブな自己や組織作り、イノベーションについて書かれているが、まずは自分のクリエイティビティを信じて、実践していきたいと思う。
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