日本は国家ブランドを押し出す力が弱いとして、日本政府の政策などをフランスの政策を参考にしながら批判的に書いている本。
私としては諸手を挙げて著者の考え方(書き方?)に賛成することができない部分も多々あった。あまりにも物事を著者視点で見ているために、客観性が損なわれている感を多々受けた。読むのが少々辛く思えてくるものである。前大使の視点から見る、というコンセプトからすれば、むしろ書き方としては妥当なのだろうが。せめてほぼフランス肯定的な立場ではなくて、フランスを批判するような書き方もしても良いのではないかと思えてくる。
ただ、やはり、外国からの目線、つまり異なる価値観からの視点というものは参考になるもので、文化政策など、比較するものがあって、やっと理解できることもある。
フランスの現代史を見る、という点でも参考になる。
後半の大使の1週間も初めて知った、という意味で参考になる。
ただし、やはりフランスに倣うべき点と、状況の違いから倣えない、もしくは倣うべきではないだろうものまでまとめて書かれている感を受けることが残念だ。
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