2009年5月6日水曜日

ウェブ社会をゆく 梅田望夫

同じ著者の『ウェブ進化論』と対になり、こちらはウェブの時代の生き方に焦点を当てた本です。 『進化論』よりも実践的な内容で、ウェブの時代にどうやって学び、成長していくかという方法が書かれており、実生活に役に立つのは、こちらの本ではないかと思います。

ネットにより高速学習が可能な今、肝要なのは、より勤勉である事だと筆者は言います。古い価値観に捉われず、何よりあきらめないこと。「勝った者」とは、「勝つまでやった者」です。

「The only way to do great work is to love what you do.(偉大な仕事をする唯一の方法は、仕事を愛することだ)」というスティーブ・ジョブズの言葉が引用されており、とても印象深かったです。一つの事を極めるためには、幾多の困難を楽しまなければならない。つまりどれだけ仕事を「好き」という度合いが、競争力を生むのだとされています。私も様々なタスクや困難を辛いと思わずに、「好き」であろうと思います。楽しんで人生という山を登り、成長していきます。

ネットを使うことで、楽に努力ができるようになりましたが、それは決して努力をせずに楽をするという事ではない、と感じました。便利な時代になっても、コツコツと、継続して努力がする事が大切ですね。

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