【論文発表】
いよいよ大詰めとなって参りました。各班とももがき苦しんだ結果が見えながらも、完成に確実に一歩ずつ進んでいる印象を受けました。
我がぱぴこもこの2週間(実質突っ走りきったのはこの1週間)でなんとか自分たちが回り道ながらも進めてきたインプットを練りに練ってきちんと構造化までたどりつくことができました。(図にまとめげてくれた岸本には感謝です)

X班のポイントエコノミーに関しては厳しい言葉も出ていましたが、金先生のおっしゃることが最もだと思います。
「自分たちにとって論文はどういったものなのか」この位置づけをはっきりさせることってなかなか難しいことだと思います。テーマ設定自体も金先生から与えられたものであることはあるのですが、与えられたものでも、それを選択したのは自分たちです。
よく、親の敷いたレールを歩いてきた、歩いてこさせられたと不平不満をもつものがいますが、親が敷いたレールでも、そこを歩いていったのは自分たち自身なんです。その道を破壊し、自分で作ることは出来たはずです。
また、誰かが作った道でも、その道に新たな付加価値を見出すこともできたはずです。その道を歩くしかないとなってもその道を自分達の色に染め上げることは熱意さえあればできることです。
我がぱぴこも最初は角川×YouTube戦略から見るweb広告の未来から方向性は大きく変わりましたが、自分達なりの熱意を持って最後のゴールまでたどり着くことができるかなと今では胸を張ることができます。
美食倶楽部は出版業界への電子書籍化に対するgood platformは?というものだったと思います。それをそれぞれの現存する電子書籍platformを表でまとめ、分析をしていたのですが、それをもう一歩先まで踏み込むことができればいいのではないかと感じました。
例えばPSPも任天堂DSもはたまたiPodやiPhoneも電子書籍PFになる可能性は十分にあるのではないかと考えます。そこで、iPodを支えるiTunesなどのPFではどういった機能がすぐれているのか?とかまでふみこんで考えていって(もちろん電子書籍を現在は展開していないが、音楽配信の面ではユーザーとコンテンツを一直線でうまく結んでいる例だと思います)みると、より広がりのある論文になるんじゃないかと思いました。
しかしあと1週間。今でできる最大のアウトプットを出せればだれも文句は言えないし、ただ単なる僕の妄言なので頑張っていただきたいです。
ほっとけいきは、すごく僕らぱぴこの論文に似ているなーと感じました。政府がいかにオープンなPFになるべきか。どのように情報を発信し、そこから出た民間のアイデアを取り入れていけるかなど、PF設計に重点を置いたもののように感じました。
ぱぴこがビジネスへの提言だとしたら、ほっとけいきは政治提言。2つをあわせた論文があればかなりおもしろいんだと思います。
獺班。プレゼンは相変わらずよくまとまっており、見やすいプレゼンだったと思います。ただ結局何を1番伝えたいのかが、情報が盛りだくさんで充実しているからこそ伝わってこなかったのかなという印象も受けました。
そこは金先生がおっしゃっていたようにフレームワークを提示すれば一気に価値がぐんと上がると思います。クオリティの高い獺班のことなのですでに用意しているとは思いますが。
【所信表明】
皆さんの言葉で今の気持ちを素直に聞くことができてよかったと思います。
去年のメールを検索しますと、12月19日の午前2時半頃に金先生から僕が代表に選ばれたという旨のメールが出てきます。
これを見た瞬間は驚きととまどいがありながらも、よっしゃやったるで!と気を引き締め直すことができた瞬間でもありました。この日から戸高功資の人生は劇的に変化していったと思います。
そんな激動の1年だった戸高功資の代表職ももう終わりです。正直な所、終わりたくないです。ずっとずっと続けていたいというのが本音です。
まぁそんなこといっても続けることはできないので、次の代表にバトンタッチして、さらにいいゼミを作っていってくれたらいいと心の底から思います。
とりあえず、来週僕のためにいただく30分程度で何かしらやりますんでよろしくです。
【OB音田さん】
物事を分解して理解するといったことは、普段意識せずに考えたりもしてましたが、一度意識してみるだけでこんなにも物事が理解しやすくなるのかと実感できました。
これは就職活動や、社会に出て働いていくだけでなく日常生活の至る所で意識すれば、その生活がより豊かになるものではないのかと思い、実行していきたいと思います。
忙しい中、どうもありがとうございました。
戸高さん、
返信削除1年間、代表お疲れ様でした。
どんな複雑なものでも、分解してみると理解しやすいことが意外と多い、という事に気付いていただければ幸いです。
貴重なゼミの時間をありがとうございました。