2009年12月13日日曜日

1,2,3,4期生

論文
どのチームについても私は今回の発表が一番理解しやすかったです。話し手は自分たち自身で知識の整理をしていたことと、聞いている人にとっては全体の流れをつかめたからだと思います。結局、論文を書くために各班は膨大な資料と向き合って整理してきましたが、最後の分析、結論こそに意味があるんだなということを知りました。資料探しをネットがすごく楽にしてくれるという時代だからこそ、情報の取捨選択とそこから自分たちの頭を使って方向性を見出すことにこそ、三田論の意味があるんだなと思いました。ぱぴこの発表に対して、書籍化の話が出たのは驚くと同時に自分もうれしく思いました。
また、チームXの発表に対しての先生の対応がとても印象的でした。


所信表明
四期生それぞれが前に立っているとき、なんだかすごく遠くにいる人のように感じて見ていました。自分のことを自分の言葉で話すとき、みんなそれぞれ自分の中にいろんな世界も感じ方も悩みも希望も持っていて、ゼミに集まっているんだなと思いました。
「毎年毎年をあたりまえに過ごすには人生は短すぎ」て
「2年間同じことをやるには金ゼミはもったいない」
という先生の言葉はたぶん多くの人がはっとさせられたと思います。毎年ではなく毎週、毎日。週に一度のゼミも、当たり前にとらえていても、次の週で同じメンバーで迎えられるかわかりません。金ゼミ=人ととらえていた人がとても多かったからこそ、自分の中で、悪い意味の習慣になっていたことをなくしていかないとと思いました。
菊池君の「自分の成長を一番におく=Egoisticになる」というとらえ方は、私もすごくしっくりきました。
また、「人から影響を得ようとする人は、自分も人に影響を与える人になる」という言葉を、本の中に見つけました。ゼミには人から学ぼうとする姿勢が貪欲な人が多いと思います。1年で距離がぐっと縮まりました。これからも仲良く、でもなれあいの関係ではなくて互いに学びあい、いいところを盗んで成長しあえる緊張感のある関係でありたいと思いました。


音田さんプレゼンツ
数字で攻められたプレゼンは面白かったです。ことごとく私の予想ははずれてしまいましたが、ゼミ生を惹きつける話し方と進め方はもちろん、内容がとても新鮮でした。今度自分でも数字を取り扱うことをやってみたいと思いました。
「所属ではなく名前で指名されるbusiness personになりたい」という言葉は印象的でした。とても等身大の、説得力のある言葉に感じました。
夕飯の席でのお話で感じたことは、今、社会に出て必要そうとか役立ちそうに思えることは、今やらなくても社会に出てから身につけられることが多いのかな?ということです。
しかも、それを専門にするなら、今知る知識よりもさらに深いことを仕事で身につけていくことになる。だからこそ、「内なる力」とゼミで呼んでいるものや、人間的に深められるような体験、に時間を費やすのがいいのではと思いました。計画的打算的に生きるのは好きではないけれど、「学生時代にやっておけばよかったこと」ってそういう意味なのかなとうっすらと思いました。
だから、ゼミではあんまりひとつのことに特化して勉強することはないけれど、でも自分が今まで踏み入れたことがなかった分野を含めて幅広く取り扱うのは、それぞれの中身というより、情報同士の関係性をつかむため。鳥瞰図の視点を養えるんだなと思いました。
お忙しいなかありがとうございました!また来てください!

1 件のコメント:

  1. 金光さん、

    積極的に発言していただき、有り難うございました。
    誰かいるだろうと思いながらも、誰も反応しなかったらどうしようという心配があったんですが、杞憂でした。さすが、法学部法律学科の人です。誰かと一緒ですねw

    法律が分かって(法律的な思考)、数字も読めることが出来れば、それだけで、社会では強いですぞ。

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