この本を読んで、一番に考えたことはビジョンを持つことの大切さだ。ビジョンといっても、世界を救うとか、人の役に立つとかそんなに壮大なことでなくてもいい。この本の例で出されているのは、朝おきたら1日のスケジュールを見て何が自分にとって一番大事なのかを考えることである。僕は、一日に起こることの全てを完璧にクリアすることは難しいと思っている。だからこそ、最低1日に1つは必ず達成したいという目標を決め、無意識に過ごしがちな毎日を意識的にしていく必要があると感じた。自分にとっての目標設定など難しい部分は確かにあるが、一日の目標を決めて毎日を過ごすという姿勢は明日から始めたいと思う。
また、もう一つ僕に必要な事は選択と集中である。
僕はあまりしっかりとしたビジョンは持てていない。だから、よくブレる。所属している学部のせいもあるかもしれないが、しっかりとした専門の分野を持っていない事はコンプレックスだ。例えとしてはあまりよくないが、多角化をしている企業は結局コストがかさみ、健全な経営が営めなくなることが多くある。多角化するにも、一貫性のあるビジョンが必要なのだ。それよりも、集中して自分のコアコンピタンスに資源を集中している企業はやはり強い。
自分の強みを知ること、ビジョンを明確化させることの2点を徹底する。そして、そこに自分の労力をつぎ込む。そろそろそのような姿勢が求められる時期なのだろうか。
0 件のコメント:
コメントを投稿