『大人が変わる生活指導』 原田隆史
金先生からの本が手元にないので、今週は父の本から選んで書きます。
人はみなどこかに生活の拠点を置いていて、そこから社会に交わっている。
家庭という拠点での自分と、会社や学校など社会での自分は同じ自分なのだから当然密接に関わっている、なのにどうしてもそれらを分けて考えてしまう。だから、見落としがちな、家庭での日々の習慣を変えれば人生変えられるよ!という話。
実際にこの通りにできれば、確かにうまくいくだろう、けれどなかなか実行・持続できないからこの類の本が多いんだと思う。でも著者は何人もの大人も生徒も育て、実際に目に見える数字や結果を残している。理論から結果に導いているところが他の本よりも心に響く点だと思う。
自分を振り返ると、高校の部活のときは家族での自分と部活での自分がバラバラだった。両方ともうまくいかなかった。結果論だから、その時はそれで必死だったし限界だったけれど、今思うことは、余裕がない時はどこにいる時でも、そのきわどい空気を周りに感じさせてしまうということ。もっと余裕があって家族のありがたみを感じていれば、外でもうまくいったのかもしれない。
またこの筆者は、自分の理論を実践して、よき、まともな大人、リーダーを育てたいという意思があります。そしてそんな人の交わりによってきっと日本も前向きになれる、という気持ちがある。
そんな気持ちが根底にあるからこそ、それは相手にも伝わるし、理論が架空に終わらないのだと思う。最近まで、気持ちなんて、そんなの見えないし大した問題じゃないと思っていた。けれど、違う。企業だってその実績を伸ばす背景にどんな理念があるのか、表面では繕えないところでの勝負は大きいと思う。人として、繕って生きることのなく堂々と信念を持った人間になりたい。大それた言葉かもしれないけれど、最近の私は強くそう思う。
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